パリの空気に包まれて、都心を望む。
友人のお誕生日お祝いに、
やっぱり特別な日にはフレンチだろう
ということで、
今回は“ブノワ 東京”へ伺いました。
こちらは、
あの有名なアラン・デュカスが
プロデュースしたフレンチの名店。
青山にあるビルの10F。
エレベーターを降りて左手に進むと入口が。
店員さんが上着を預かってくれます。
軽くなった体で今度は右手へ進むと、
ゴールドの手すりにシックな木目の階段が
姿を現します。
階段を登り左手に進んだところに、
今回の私たちの席が用意されていました。
まるでパリの居城を彷彿とさせるような
お洒落なデザインの壁が一面に。
椅子もなんとなくレトロな感じ。
案内されたのは窓際の特等席!
事前にお誕生日お祝いということは
お店に伝えていたので、配慮してくれたのかな。
東京都心を望めます。
右奥には新宿のドコモタワーが。
青山だからこその眺望ですね。
ブノワのランチはコースのみ。
今回は、
前菜2品+メインディッシュ+デザート+コーヒー
のコースをオーダー。
前菜1品目はこちら。
“殻付き牡蠣のグラタン シャンパーニュ風”
「シェフのお勧め」ということで、
これは頼まない理由はないよね!
ということで即決しました(笑)
牡蠣のクリーミーさと独特の香りは健在。
そのまま食べると非常に優しいお味。
敷いてある岩塩と一緒に口に含むと
味が引き締まってハリが出るので、
最後まで飽きずにぺろっと食べられます。
個人的にこの岩塩効果が大きかったなあ…。
前菜2品目はこちら。
“テリーヌ・ド・カンパーニュ”です。
レバーや脂身などを練り込んで、
1週間ほどかけて仕上げた濃厚なパテ。
正直レバーはあまり得意ではないので、
食べれるかな…と内心心配でしたが、
一口目で、うん、これはいける!
レバー独特の臭みは感じず、
むしろレバーのもつ粘り気が
パテらしい柔らかさを引き出しています。
続いてメインディッシュ。
“群馬県産 上州牛のイチボのポワレ 胡椒風味”
と
“自家製フレンチフライ”。
イチボとは、
部位でいうとお尻周りを指すんだそう。
名前からしてスパイスがきいてそうだと思い、
オーダー。
コクのあるソースに胡椒の鋭い風味が
いい感じに混ざり合い、
絶妙なバランス!
このあたりからお腹が膨らんできます(笑)
ごはんはここでおわり。
ついにお誕生日ケーキの登場かな…
じゃーん!
伝統的な、これぞショートケーキという感じの
デザートです。
スポンジふわふわ、生クリームは甘すぎなくて
本当に食べやすい!
すでにかなりお腹が苦しかったので、
ほどよい甘さでよかった。
甘いのが苦手な方でも
抵抗感なく食べられそうです。
プレートのフォントも素敵♡
ケーキはこのあと店員さんが
カットしてくれました。
そして、ケーキと合わせて
各々オーダーしたデザートも。
私は毎年ブノワの人気デザートであるという、
“モンブラン ブノワ風”を。
アラン・デュカスのプロデュースだし、
チョコにしようかな…と迷いましたが、
栗のさっぱりした甘さがほしくて
こちらをオーダー。
冬ですが、
秋らしい爽やかな優しい甘み。
栗ってなんでこんなに美味しいんだろう…。
このあと、コーヒーと一緒に
レモンのマドレーヌも頂きました。
後味すっきり。
ちなみにお手洗いもお洒落。
パリ王室とか、ヴェルサイユ宮殿とか、
なんかそんなところにいるような気分。
どこをとってもパリ。
でも外を眺めるとそこは東京。
融合って素敵。
店舗情報
『BENOIT TOKYO』
営業時間 : 11:30〜15:30/17:30〜23:00
住所 : 東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山10F
アクセス : 表参道駅B2出口から徒歩3分
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